報告,  教育

西宮市議会 教育こども常任委員会 管内視察 報告

2020年10月14日 秋晴れの気持ちの良い日に
西宮市立総合教育センター付属
西宮浜義務教育学校
の視察に行ってきました。

それにしても、かたい。。。名前が、かたい(>_<)
公募だったので色んな名前があったと思うのですが。。。残念(-_-;)

児童生徒のみなさんはと言うと、名前など関係なく、元気に遊んだり、静かにお勉強されてる姿を見ることができました。

今回の視察は、義務教育学校に関する視察と言うよりも、タブレットを利用した授業の視察です。

以下、報告書をそのまま書かせていただきました。

ぜひご覧ください!(^^)!

●視察日    令和2年10月14日(水)10時~12時20分

●視察先    西宮市立総合教育センター付属 西宮浜義務教育学校

●視察の目的  タブレット端末を活用した授業についての現状を知る

●視察内容   体育(6年) 社会(7年)③算数(6年)の授業

体育(6年)

跳び箱を横飛びで跳び越える様子を、同じグループの子が動画に撮り、直後に本人も見ながら意見交換をしていた。客観的に見るということができ、これまでとは違う体育の授業であると感じた。授業の最後は体育館の前方に集まり、その日の感想をiPadに書いて送信をして授業が終わるという流れであった。

iPadを使いこなしている子が多く、児童の操作の問題は無いと思うが、インターネット環境が不安定になるのか、それとも個々のタブレットの問題なのか、つながりにくい場面も見られ、全員が同時に感想を送信する場面では、みんなができているのかどうか、しっかり確認しなければ取り残される子があるかもしれないと感じた。

社会(7年)

古墳群の分布地図を見て、どのような感想を持ったかと言う問いに、それぞれiPadから答えるという授業であった。大型テレビに全員のiPad画面が映し出され、その画面を見ながら先生が生徒を指名して発表していく。ノートはなく、教科書はデジタル化し、紙面はテキスト(ドリル?)を見ながら一時間iPadを使っていた。机が狭いようで、テキストを置く場所に工夫が必要ではないかと感じた。先生としては、生徒の数だけ画面をすべて確認せねばならず、生徒に目を向ける時間が減るのではないと感じた。

算数(6年)

担任ではなく、中学の数学の先生が授業をしていた。一問を一時間かけて理解を深めると言うことで、問いに対して何通りかの解き方があり、それぞれ個々に考えて、その解き方が大型テレビに映し出されていた。手書きで記入する子もあれば、キーボードで記号を使いながら打ち込む子もあり、使用方法もそれぞれであったと思う。あまり生徒どうしで教え合うなどの様子は見られなかったけれど、授業内容にしてもタブレットの使用方法にしても教えあいの経験が増えることも良いと思う。

●質問より

・教育の質を上げていくため、何年生にどの教科でタブレットを使っていくのか、検討中である。

・今年度は、指導主事が入ってすべての教科でやってみる。

・タブレットの使い方習得を目的に授業をするのか?授業の中で習得していくのか?については、授業に効果的に使っていく。

・特別支援教室の児童生徒については、これまでPCを使っていたが、タブレットが使いやすいと思うので、12月までには全学年揃う予定。

・スカイプを利用した交流は可能性が広がる。

●感想

今回の視察のために校長先生はじめ、教育委員会の皆さんにお世話になりました。そして何より、視察をさせていただいたクラスの生徒さんや先生には貴重なお時間をいただき感謝申し上げます。視察と言うことでいつもと違うところはあったかとは思いますが、タブレットを使った学習はまだ本市では始まったばかりで課題は多くあると思います。それらを鑑みて、今後、全市で取り組むにあたってできるだけデメリットを減らすべく検証検討していく必要性を感じています。その為には、児童生徒や先生の率直な意見交換ができる場を設けることも大切なところだと考えます。

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