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西宮市議会 健康福祉常任委員会 管内視察及び勉強会の報告①

2022年度の健康福祉常任委員会の施策研究テーマは

「認知症と地域共生について」

管内視察と勉強会を合せて5件のご報告をまとめました。まずは11月7日(月)の

①認知症地域支援推進委員の業務と認知症カフェの現状について
西宮市地域支援推進委員(2名)西宮市社協地域福祉課(1名)

■認知症地域支援推進委員とは、行政と地域をつなぐ役割、医療と介護の連携推進を担い、2名の専門職が市社協の認知症担当として専従であったっている。
社会福祉士と介護福祉士が各1名づつ、高須と甲山地域包括支援センター「認知症つながり推進員」の通称で活動している。若年性認知症の方を専門としている。

課題⇒今は二人で市内を担当しているが、北部に関しては往復に時間がかかり効率が悪い。また、違う法人に勤めているので、今後一人がかけたり移動があったりするとその後の引き継ぎに不安がある。できれば医療系の方が一人おられると充実すると考えられる。

■認知症カフェは、現在15カ所。主催者は地域ボランティアであるが専門職がいるので安心してもらえる。開催場所によってはコロナ禍で再開がむずかしいところがある。公民館は料金がかかるので利用しにくい。

課題⇒居場所が増えてきているが、認知症カフェという位置づけは専門職がいるかどうかのというところ。しかし、専門職の不在が不安に繋がるかというとそうではなく、認知症サポーターも増えてきている現状がある。できるだけ歩いて行けるところに安心して集える場があれば利用者が増え、繋がりがひろがると考える。認知症カフェというカテゴリーでなくても、集える場所の広報の方法を含めた情報発信を考え、多くの方に居場所につながりを持っていただきたい。

 

 

 

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