田中あきよ通信 No.019 2026年2月~2026年5月 関西無所属ネットワーク 西宮市議会議員 ごあいさつ 新緑の季節を迎え、新年度が始まりました。日ごろより田中あきよの活動にご協力いただきまして誠にありがとうございます。議員活動は8年目を迎え2期目の最終年となりました。 引き続き「生きづらさゼロの西宮」を目指して声を上げて参ります。まだまだ足りないところがありますが、より一層のご指導ご鞭撻の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ご報告内容 ① 3月議会一般質問 (1) 民間委託や指定管理者制度へのプロセス (2) 下水道のウォーターPPP導入後の課題 (3) 学校健診時の上半身脱衣について (4) インクルーシブな社会の構築 (5) 児童生徒からのSOS ② 給食費の補助と現金給付が決定 ③ 市立中央病院の跡地に別病院が移転決定 ④ TOPICS (1) 令和8年度予算可決 (2) 教育長と教育委員のご紹介 (3) 市政ニュースがリニューアル ① 3月議会一般質問(QRコードにて2026年3月2日一般質問の動画URLを表示) (1)事業を民間委託や指定管理者制度に決定するまでのプロセスを問う (質問)西宮市における事業手法(直営・民間委託・指定管理等)の決定プロセスについて問う。また、人件費高騰やコスト削減の限界、サービスの質の維持、市側のノウハウ・技術継承の課題に対し、市として業務の専門性をどう保持・継承していく考えか? (市の答弁)行政経営改革方針に基づき、直営の可能性も含め、民間委託をする際は検討委員会や市場調査により経済性や専門性を比較・選定している。導入後も適切にモニタリングを行い、コア業務の直営維持等により技術継承に努める。 (田中あきよの意見)民間委託等の判断には、経済性より職員のノウハウ継承やスキル向上を重視すべき。その為には職員の確保が前提となるが、男性職員の育休取得がこの11年間で100人増えたこともあり全庁的な人員削減は現場の負担を招く。総合計画策定に向け、予算編成の見直しや業務の棚卸しを行い、職員が力を発揮できる環境と公の質を維持する体制構築を強く求める。 (2)下水道のウォーターPPP導入後の課題 ウォーターPPP(Public Private Partnership)とは上下水道の維持管理・運営と老朽化に伴う更新事業を長期的(原則10年)に民間に委託すること。2027年度以降の国交付金要件にもなっているため、多くの自治体が導入を検討せざるを得ない現状がある。 (質問)西宮市下水道事業の厳しい経営状況と担い手不足を背景に、導入準備中の「ウォーターPPP」について問う。 ①長期契約や性能発注、コスト削減に資するプロフィットシェアの具体的な考え方は? ➁民間委託する場合、市職員のスキル確保と技術継承をどう図るのか。 (市の答弁)10年間の長期契約で経営を安定させ、仕様発注から性能発注への移行や利益分配制度(プロフィットシェア)により民間企業の創意工夫と効率化を 促す。本市のウォーターPPPは、管路維持管理や小規模修繕を主体とし、大規模工事や現場管理は市が継続。定期的な確認を通じて技術継承を図り、持続可能な下水道運営を目指す。 (田中あきよの意見)国費確保のためウォーターPPP導入は理解するが、委託後も必ず市が責任を持って管理すべき。5年目からの性能発注移行やプロフィットシェアは事業者と密に連携し、公平性を担保した上で、専門的な技術継承と管の腐食対策等の維持管理を徹底してもらいたい。 (3) 西宮市立高等学校の学校健診時の上半身脱衣について (質問)西宮市立高校(2校)の内科健診は、正確な診断の為という理由で上半身脱衣(タオルをかけても良い)で行われているが、精神的苦痛を訴える声もある。県立高校と同様の下着着用での実施を検討していただきたい。また、不登校の児童生徒の未受診の課題にも考慮して、クーポン配布でそれぞれの家庭医で受診することも検討してはどうか。 (市の答弁)正確な診察とプライバシー配慮の両立に向け、医師会と協議し「タオルで胸部を覆う」方針を統一。脱衣での健診の必要性を事前周知し、環境整備と円滑な実施に努める。クーポン配布については、原則として学校での受診が望ましいと考える。 (田中あきよの意見)県立と市立で健診手法が異なる点につき、特に高校での疾患発見率等の正確性を調査・比較するよう求める。また、不登校生徒の未受診問題も含め、受診率向上と適切な健診体制へ継続的検討を願う。 高校生まで下着なしの健診に驚きの声を多くいただいています。 (4) インクルーシブな社会の構築について、市長と教育長に考えを問う (質問)子どもたちの過去最多の自殺者数という深刻な現状を打破し、同質性が求められる生きづらさを解消するには、分断のないインクルーシブ教育が必要であると考える。多様な価値観を知り、誰もが安心して暮らせる社会の構築に向けて、市長、教育長の考えを聞かせていただきたい。 (市の答弁)石井市長 誰もが包摂される社会の定義に共感する。違いを豊かさと捉え、分断ではなく共に学ぶ教育が重要である。ICT活用や心のバリアフリーを通じ、互いを尊重し安心して自分らしく生きられる西宮の実現に力を尽くす。 藤岡教育長 インクルーシブ社会には個々の意識改革が不可欠である。大人が理想を押し付けず、子どもの本音を受け止める心理的安全性の確保が重要。異論を尊重し合える学校環境こそが、自分らしく生きられる社会の土台となる。 (田中あきよの意見)誰もが排除されず「そこにいないことにされない」社会が必要である。市長の掲げる「分断ではない教育」に加え、教育長が懸念する同質性の圧力を打破し、多様な子が共に過ごす環境こそが重要である。違いが当たり前の経験が自分らしく生きる土台となるよう、西宮市から真のインクルーシブな社会の構築を目指す!! (5)学校トイレへの生理用品設置と児童生徒からのSOS (質問)トイレへの生理用品設置に関する一般質問で「自ら助けを求める態度の育成のために全てのトイレには設置していない」という教育委員会の答弁があった。虐待や貧困下にある子は、SOSを出すことに強い不安や拒絶感を感じるため、生理用品の提供は教育的視点とは切り離し、無償かつ無条件の福祉的支援として行うべき。トイレ個室へのカード設置など、物資支援を相談のきっかけにすることを検討願う。 (市の答弁)女子トイレ等への生理用品設置を進めている。保健室での指導も大切だが声を上げられない子の視点も重要である。設置を機に相談しやすい体制を整え、教職員の観察等を通じて危機を見逃さず支援に努める。 (田中あきよの意見)支援を押し付けず、声を上げられない子の心の痛みに共感し、最後まで聴く姿勢を求める。 ②給食費の補助と非喫食の児童生徒の家庭への現金給付が決定 4月1日より、給食費の保護者負担が軽減されています!! 小学校1食50円、中学校1食205円となっています。 小学校の一食当たりの支援額は、1月あたり 5,200円(負担軽減交付金) × 11ヶ月(給食実施月数) ÷ 187回(給食実施可能回数) ≒ 305円/食です。 特別支援(小)の食当たりの支援額は1月あたり 6,200円(負担軽減交付金) × 11ヶ月(給食実施月数) ÷ 187回(給食実施可能回数) ≒ 365円/食です。 非喫食(アレルギー、不登校など)の児童生徒には現金給付されます!! 小学校・・・5,200円/月特別支援小学校・・・6,200円 中学校・・・2,600円/月特別支援中学校・高校・・・3,100円 給付の対象者 西宮市立小学校、中学校、義務教育学校、特別支援学校に在学する児童生徒であって、ひと月(歴月)を通して学校給食の提供を受けていない児童生徒の保護者 ※「学校給食の提供を受けていない」とは、学校給食を「停止している」かつ「喫食していない」ことを指します。なお、学校給食を停止する場合は、学校にお申し出いただく必要があります。 ただし、以下の(1)~(2)のいずれかに該当する場合は対象外。 (1)学校給食の一部の提供を受けている場合(牛乳のみ提供を受けている等) (2)生活保護を受給している場合 申請方法等 郵送・窓口持参・にしのみやスマート申請による申請が可能 1度の申請で当該年度内有効となりますので、月ごとに申請し直す必要はありません。また、申請した月より 前の月が、対象となる月に該当する場合は、さかのぼって給付の対象。(※申請月と同じ年度内に限る) 【重要】申請期限 令和8年度分の申請期限は令和9年3月5日(金曜日)です。(郵送申請は当日消印有効) (※)期限を過ぎた申請は、理由の如何を問わず受付できませんので、ご注意ください。 お問い合わせ先 教委 学校給食課(収納担当) 電話番号:0798-35-3861 ③市立中央病院の跡地に別病院が移転決定 西宮協立脳神経外科病院(社会医療法人 甲友会)が2030年12月に完成予定!! (市立中央病院は、2026年6月末で閉院となります。) 跡地活用について、地元の地域代表の方々と西宮市との地域懇談会が令和元年から10回行われ、地域からの要望でもある「医療の誘致」が実現いたしました!!地域代表の皆様、ありがとうございました。 ④TOPICS (1) 令和8年度予算3711億6365万8千円で可決 一般会計では、保育施設等への給付費や障害者介護給付費などの扶助費が増額し、ゴミ焼却施設の東部総合処理センター破砕選別施設整備事業の進捗による投資的経費の減などにより、当初予算としては前年度よりも減額です。 特別会計では、高齢化の進展に伴い、前年度に引き続き介護保険や後期高齢者医療事業で増額となったことに加え、西宮市立中央病院が令和8年6月末に閉院することに伴い事業費を清算するための特別会計を新設したことにより増額しています。 企業会計では、下水道事業が枝川浄化センター再構築事業で増額となり、病院事業は閉院に伴い減額となりました。 (2)教育長と教育委員のご紹介 (西宮市ホームページより抜粋) 教育長大和一哉氏 【主な職歴】 元西宮市教育委員会教育次長 元西宮市立小学校校長 元武庫川女子大学学校教育センター特任教授 【就任年月日】令和8年4月1日(1期目) 【任期】令和8年4月1日~令和11年3月31日 教育委員田口壮氏 【主な職歴】 元プロ野球選手 【就任年月日】令和7年10月1日(1期目) 【任期】令和7年10月1日~令和11年9月30日 (3)市政ニュースがリニューアル ★月に2回から1回発行になりました。 ★8面構成/1・8面のみカラーから、 12面構成/全面フルカラーに!! ★ウェブ版に代わり、広報紙アプリの 「カタログポケット」が導入されました。 ぜひ活用してください。 田中あきよ通信No.19の内容は以上です。 日頃の活動や「田中あきよ通信」のバックナンバーなどはホームページをご覧ください。