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西宮市議会 健康福祉常任委員会 管内視察及び勉強会の報告③

2022年度の健康福祉常任委員会の施策研究テーマは

「認知症と地域共生」について

管内視察と勉強会を合せて5件のご報告のうち、3件目は11月11日(金)の

③若年性認知症の方の現状について(管内視察)

若年性認知症とは、18歳から64歳で認知症を発症した場合。西宮市内に約200人程度おられる。基礎疾患の内訳はアルツハイマー型が約5割、前頭側頭型、外傷によるもの、レビー小体型の順に多い。平均年齢は51.3歳で働き盛りである。早期発見に繋がりにくく、介護保険を利用するにはかなり勇気が必要である。子どもが幼かったり、経済面でも課題が大きい。

2011年11月若年性認知症交流会「わかみや会」が立ち上げられ、月2回交流会を行っている。

課題⇒若年性認知症と一括りにはできず、それぞれ症状も進行も違うので支援の内容も違ってくる。住宅改修の対象が自宅内だけであったり、コロナ禍で孤立してしまっていたり、喫緊の課題がある。力を入れたい政策は、認知症SOSメールの活用である。徘徊がある方に関しては、メールの登録者数を増やし、広く活用する方法が求められてる。たとえば郵便局や宅配業者の方にもご協力をお願いする案も出された。また、相談先を明確に広報することと、集える場の必要性も高いので広報の仕方も検討すべきと考える。

 

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