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田中あきよ2022年3月議会 一般質①精神疾患に関する教育

遅くなりましたが、田中あきよ3月議会一般質問のご報告です。

全文は西宮市議会ホームページの西宮市議会 議会中継 (discussvision.net) をご覧ください!!

【心の健康に関する指導】

高等学校における精神疾患に関する教育

今年度から、高等学校での保健体育の授業で、「精神疾患の予防と回復」について取り上げられる。国策として、「心の健康づくり」や「心のケアサポート体制整備」が進められ、「心の健康に関する指導」は重要な健康課題に位置づけられている。15歳から39歳までの死因の一位が自殺であり、歳から14歳については2位である。また、精神疾患の好発年齢は13歳から30歳ころというデータもある。その問題を考えると、高校生が精神疾患について正しく学ぶことは大変重要なことである。そこで、命に直結しうる大切な従業を担う教員の知識を深め、指導の充実を図るため、専門知識のある方の研修が必要だと考えるがいかがか?

 

教育委員会の答弁

新しく盛り込まれる精神疾患に関する教育を充実させるためには、この分野の専門家による講話等の研修の場を設けることも必要だと考えている。精神疾患は、高等学校の保健体育科教員だけでなく、学校の養護教諭や教育担当など様々な教員が関わるため、希望する教員が受講できる研修となるように検討する。

 

田中あきよの考え

精神疾患は誰でもかかりうる病気である。多くの精神疾患は思春期から青年期に始まるが、自らは病気と気づきにくいという特徴がある。授業で取り上げることは大変重要である反面、授業をする教員の指導力と共に、教員自身が心の健康の課題に直面できるように準備が必要である。2019年度に精神疾患で休職した教職員は5478人で過去最多である。5大疾病の一つである精神疾患について、前兆症状が現れた早い段階で、周囲の理解と相談できる体制を整えるために教員へのサポート体制も不可欠であると考える。

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