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西宮市議会 健康福祉常任委員会 管内視察及び勉強会の報告④

2022年度の健康福祉常任委員会の施策研究テーマは

「認知症と地域共生」について

管内視察と勉強会を合せて5件のご報告のうち、4件目は11月11日(金)の

④高齢者の権利擁護支援の現状について

西宮市高齢者・障害者権利擁護支援センターとして、特定非営利活動法人PASネットに委託している。業務内容は、権利擁護の相談や、成年後見人制度利用支援、権利擁護支援者人材バンクに関することなどを行っている。市民後見人の養成もしており、現在17名が登録され、2人が実際に後見人として活動されている。権利擁護支援協力専門職は、弁護士や司法書士、社旗福祉士など24名ほどが登録されているが、十分な確保は出来ていない。企業後見人もある。高齢者への虐待などの相談も行われており、年間約100件前後の通報があり、50件以上が虐待と認定されてる。地域包括支援センターや生活支援課が相談窓口になるが、権利擁護支援センターは二次的機能として体制を整えているところである。市民後見人の報酬は、利用者の所得によって決定され、所持金が40万円以下であると市の補助がある。

課題⇒成年後見人制度について、まだまだ市民の方には理解が進んでいないと感じている。制度利用についての内容や、専門職の少なく市民後見人の増加が必要であることなど、今後広報に取り組むことが大切である。

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