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九州・広島への視察③

視察③は、福岡県の早良小学校へICT教育について🌟

なんとも良いお天気のもと、山の麓にある早良小学校にお邪魔しました。

福岡市では、「TSUNAGARU Cloud つながるクラウド」という、動画配信機能のある教育専用クラウドが使われています。政令市初!!だそうです。

動画配信、遠隔授業、教材共有などが強みの福岡市教育クラウドとして、今年2019年2月からスタートされました。ICT教育としては早くから取り組まれています。

目的は、
■ 子どもたちの確かな学力の習得
■ 教師の勤務の長時間化の軽減
■ 教員の指導力の確保  など

そして、
●プロジェクタ、スクリーン、無線LAN、指導者用タブレットの整備
で環境整備
●多彩な動画コンテンツで授業をサポート
●市全体で教育用データを蓄積し共有⇒準備時間の縮減、教材研究の充実
●遠隔授業⇒ネットワーク強化で多様な意見や考えに触れ、協働して学習に取り組む

この遠隔操作!!
これができれば、学校に来れていなくてもクラスの様子や、授業をリアルタイムで見ることができます!!
福岡市さんも、「そこをねらっています!!」と仰っていました。
病気で長期欠席になた場合や、学校には来れないという不登校の場合など。
学習面だけで無く、疎外感の減少にもつながると思うのです。

ICTの活用で変化があったことは
●教科書を拡大し、直接書き込むこともできるため、見やすい
●黒板に書かれたことだけをノートに写す授業ではなくなった
●動画を使用するときに、時間がかからない
●職員間の意識が高まり、ベテランと若手のコミュニケーションに繋がった
●ICT指導員(ベネッセの専門スタッフ)が各校を回って指導をするため、各校の情報共有にもなっている
などがありました。

今後は、年間の授業(児童用動画、教師用動画)のコンテストや、福岡ならではの動画や、指導上のコツをつかむ動画などを作成してみたいと言うことでした。

【感想】
西宮市では、各教室にスクリーンではなくテレビが配置されている。
場所の問題や見やすさなどの観点から、この方法となっているが、書き込みができる点では黒板と併用できるスクリーンは使いやすいのではないか。
パソコン1台あたり6.7人の現状をどこまで上げていけるかと言うことろではあるが、今後は固定のパソコンよりも携帯できるタブレットの充実を図る。
学校環境の中に無線LANを設置する場合、身体的に不都合のある児童生徒、または教員職員がおられないか、調査する必要がある。

以上です。

日暮れが早くなりました。
どうぞご自愛ください🌸

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